1. 英語ソングのかけ流し
おうち英語、どこから始めたらいいの?
まずは英語のお歌を毎日聞くことから始めてみてください。
ポイントは、
●毎日聴くこと(120分程度)
●お子様が大好きな歌を聴くこと
●BGMのように小さな音で掛け流すこと
●定期的に新しい歌に切り替えること
お子様が1歳を過ぎていれば、いつから始めても大丈夫です。
ただし、ゼロ歳のうちには、日本語で話しかけている時間よりも長い時間英語をかけ流すことは絶対に避けるようにお願いします。母語を優先させるために大切なポイントになります。
しっかり集中して聴く必要はなく、BGMのように小さな音で「かけ流し」ておけば十分です。お子様の耳や脳は大人とは違います。小さい音で無意識に聞かせることが長期的な記憶へとつなげるコツ!
一番簡単なのは、20分から60分くらいの英語のCDやプレイリストをリピート再生しておくこと。これを毎日2時間程度、できれば一日のうちの同じ時間帯に聴くことを習慣化しましょう。最初は20分程度でスタートして徐々に2時間まで増やしていくと良いでしょう。大好きな歌ばかり聞きたがると思いますが、定期的に聴く歌を切り替えていくことで、記憶力を強化しボキャブラリーを増やすことにつながります。
Neo KidsのおすすめCDはこちら⇒ おすすめ英語CD
または、Amazon Musicでも、Super Simple Songsなどの優良ソングがたくさん無料で聴けますよ!こうしたサービスを上手に使ってみてくださいね。
小さなお子様は、無意識のうちに聴いた音を脳に刻み込み、誰から教わることなく正しく同じ音を再現する才能を持っています。だから母語を覚えられるんですね。
一番大事なことは、アウトプットを強制しないこと。
考えてみてください。日本語を覚える時も、生まれたばかりの赤ちゃんがいきなり日本語をペラペラしゃべったりしません。最初は無言、徐々に「あー。うー」などが始まりそのうち「あん。まん。ぱん」など言葉らしくなり、「まんま。まま」「ぱんぱん。ぱぱ」など試行錯誤が繰り返され、周りの反応(主に愛情いっぱいのお母さんの反応)を観察しながら、まねしながら、言葉を習得していきます。まさに、まねび→まなび です。
インプットなしにアウトプットなし!!
聴いたことのある言葉しか、人はしゃべることができません。
「〇日でペラペラ」、「これだけでネイティブ」みたいな根拠のない広告には気をつけてくださいね。
発話する前の言語獲得黄金期に、どれだけのインプットを与えられるか、それは保護者の努力しだいです。
今日から英語ソングのかけ流し、始めてみませんか?
赤ちゃんにとったら、このマネっ子は自発的なもの。まねが大好きで楽しくて、まねすると周りが喜んでくれるから、その反応が嬉しくて、どんどん言葉を覚えていく。発話していく。そんなサイクルになります。この楽しい!嬉しい!という気持ちが脳内で化学反応を起こして、発達を促すことになります。
ですから、自分から発話するまで、待ってあげることがとても重要なポイントです。どうぞ辛抱強く待ってあげてください。