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2. 英語絵本の読み聞かせ

毎日の英語のお歌のかけ流しが習慣になってきたら、簡単な英語絵本の読み聞かせも試してみましょう。「発音に自信がないわ」というお母さまでも大丈夫です。下の説明を参考に早速始めてみましょう。

ポイントは、

●最初のうちは音源付きの絵本を活用して「絵本を耳から読む」

●お母さんが読み聞かせする時は発音を気にしなくてよい

●ひとつひとつの文字を意識させないようにする
●動画は保護者が一緒に楽しむ(ひとりでみせない)

小さなお子様は五感をフルに活用して情報を吸収し、自分なりに物事を理解していきます。特に耳からの情報(音)を記憶する力が優れています。

Boy Face

大人になると、新しい言葉を覚える時に、文字とともにセットで記憶しないと覚えるのが難しいということありませんか?文字無しで耳から一度だけ入ってきた情報を記憶できてしまうなんて、ほんと羨ましいですね。

ですから、是非CD等の音源付きの英語絵本を活用して「絵本を耳から読む」習慣を続けましょう。この習慣が、やがて「教える前に絵本を自分で読み始める」魔法への第一歩となります。

毎日かけ流している英語のお歌と一緒に、絵本読みの音源を追加して、ストーリーが始まったタイミングでお子様と一緒に絵本をめくることから始めれば、スムーズにスタートできると思いますよ。

しっかり「絵本を耳から読む」を続けていれば、音源がなくお母さまご自身で読み聞かせしてあげる時のお母さんの発音はまったく問題になりません。どんなに自信がないお母さんの発音でも大丈夫です。むしろ様々な発音の英語を聴きとる力へとつながりますので、好都合かもしれません。お母さんだけでなく、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚のお姉さん等々、いろんな人に読んでもらってくださいね。

大切なポイントは、ここで文字を意識させないこと。

 文字を意識させてはいけない理由について、詳しくは⇒こちら

お子様にとっては、お話や絵や絵本という物体(=おもちゃ)や、読んでくれる人とのふれあいだったり時間だったりを楽しむことが大切であり、説明や解説には興味がありません。お子様が「楽しい」と思うことが続けるコツになりますので、文字は多読へつながれば自然に覚えていきますので、まずは焦らず、お子様が楽しんでいるかどうかを優先させてください。最後まで読み切るまでに他のことに興味が移ってしまっても気にせず、決して怒ったりしないこと。つまらなそうにしているページは飛ばして読んでも構わないし、途中で終わらせてしまっても問題ありません。

導入としておすすめなのは、音源がついていてかつ短いシリーズもの。ある程度まとまった数の絵本の中から、お子様が読んで欲しい絵本を選ぶ、というのが理想的です。

​Neo Kidsで使用しているのはこちら⇓

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国内でもたくさんの洋書が手に入るようになりましたが、まだまだ高価ですよね。Neo Kids では、たくさん読んで欲しいから、安価で優れた絵本を中国から取り寄せて、会員の皆様にお分けしています。

在庫があればお分けできますので、E-mailでご連絡ください。

導入のセットは35冊セットCD付きで3,500円(税別、送料別途)一冊当たり8ページから11ページの幼児に適したシンプルな内容で語彙は1500語。一般的な幼児英語教室で習得する単語はほぼ網羅しています。

シリーズものではありませんが、Neo Kidsのおすすめ絵本はこちら⇓

 おすすめ英語絵本

または、Amazon AudibleやYou tubeの読み聞かせ動画を使ったりするのも良いと思います。
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ただし注意していただきたいのは、生後36ヶ月(期間については諸説あり)まではデジタル教材で人は学びが進まない、ということ。DVDやYou tubeに子守をさせても、有益なことは何一つありません。必ず手にとって読むことのできる実体のある絵本を最初は使ってください。ご興味ある方は、各国の研究者から論文がたくさん出ていますので調べられるとよろしいかと思いますが、お子様が一人で動画を観られるようになるのは3歳以降とお考えいただけば間違いないと思います。

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DVDや動画を過度に推奨するブログやコラムをよく目にして残念に思うことが多いのですが、効果を本気で目指すなら子育て中のママさんライターの記事は参考程度。最初の教材選びだけは専門家の意見を尊重なさる方が良いと思います。

動画を視聴する時は必ず一緒に付き添って、声をかけながら共に楽しむ。

これを守ればより効果的です。ちょっと大変、と思うかもしれませんが、できる範囲で構わないんです。今日は絵本を読んであげる余裕がないな、と思う日は、英語のお歌のかけ流しをしながら、お子様には積み木などで遊んでもらいましょう。無意味に英語のDVDを見せるよりも英語の学習は進みます。

子どもは動いているものを見続けます。

だから英語の動画でも、いつまでも見続けます。

これが、英語を理解していると考えるのは大間違いです!

お母さん(またはお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、どなたでも)が絵本を読んでくれた体験は、お子様の情緒安定や人格形成という点でもとても大切な体験となります。こうした愛情あふれる体験の積み重ねが、ひいてはお子様の脳の発達にもつながっていきます。

発音に自信がないからとしり込みしていたあなた。大丈夫、きっと一緒に楽しくできますよ。

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