Neo Kids​

こちらもエリック・カールの作品です。日本語でも『はらぺこあおむし』としておなじみですね。

葉っぱの上のちっぽけな卵から美しいちょうちょになるまでの過程で、青虫がたくさんの食べ物を食べていくお話。子どもたちが大好きな食べ物がたくさん出てきます。青虫が食べたことを表現する食べ物にあいた穴も、子どもたちを引き付けるためのエリック・カールが得意な演出。曜日、数、食べ物の名前、生き物の成長など小さな子どもにとって大切な学びがいっぱい詰まった作品です。

「Who stole the cookies?」というゲームはご存知でしょうか？子どもたちが輪になって、誰がクッキーを盗んだかを当てるゲームです。指名された子どもは、「Who me? Not me!」と言い、他の子どもは「Then who?」と言うのを繰り返すゲームです。この本は、そのゲームをベースとしています。この本では探偵が出てきて足跡を手掛かりに犯人捜しをしていきます。いろんな動物の足の形をよおーく観察したり、推理したり。グループで読んだ後に、ゲームを楽しむのも良いですね。