震災が原点
- Tomoko
- 2020年3月11日
- 読了時間: 2分
東日本大震災から9年が経過しました。あなたはあの時、どのように過ごしていましたか?
私は海外から本帰国して船便が届き、久しぶりの東京での生活を立ち上げている最中でした。日本での不安のない生活をイメージして帰国したとたんの出来事。毎日毎日放射能強度を確認し、安全な水や食料の確保、花粉症の家族のためのヨーグルト作り等に明け暮れていました。もちろん、東北で被災された方々のご苦労に比べたら苦労とも言えないと思いますが、それでも人生最大の出来事の一つには違いありません。何が必要で、何が必要でないか。人生の優先順位が完全に「家族」にセットされ、家族の結束は確実に固まりました。
あれから9年、まだまだ復興は終わっていないと思いますが、あの時の日本人の行動は世界から賞賛をあびました。
今その日本は新型コロナウイルス(COVID-19)との戦いに曝されています。ここで勝利をおさめ、東京オリンピックを成功裏におさめることが出来なければ、日本はこれまで経験したことのない不景気へと突入してしまうことでしょう。
日本人ひとりひとりが9年前の自分よりも賢くふるまうことが出来さえすれば、明るい未来への道は閉ざされていません。
買占め等の行為は論外ですが、過度に消費を抑えたり、ワイドショーばかり見てパニックになったりすることは、賢い行動と言えるでしょうか?
日本人としての誇りを持ち、今自分が社会に対して何ができるのか、一人一人がそんなことを考える一日であってほしいと思います。故人に手を合わせながら。

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