可処分時間、物は考えよう
こんにちは。中秋の名月も過ぎ、日に日に秋らしくなってきました。こないだ新年を迎えたような気がするのに、時間が経つのは本当に早いものです。時間がない、時間がない、毎日そんな風に思っていませんか?今日は時間について考えてみたいと思います。
「可処分時間」という言葉があります。
これは、誰もが持っている一日24時間のうち、やらなければならない必要不可欠な事をする時間(睡眠、仕事、食事、排泄など)を除いて、真に自分の好きなことができる、つまり自由に使える時間のこと。忙しい都会のサラリーマンでは、残業したり、退社後もお付き合いをしたり、通勤に時間がかかったり。いろいろ差し引くと1日に2時間程度しか可処分時間がないのだと言われています。
私も一般企業に勤めていて子どもがまだ幼かった時には、読書したい、勉強したい、そんな風に思っても時間がなくて、睡眠時間を削っていました。1日3、4時間ほどしか眠らない毎日。それでも、不思議と疲れはたまらず、わずかに捻出した時間に読書等ができる喜びにただただ浸っていました。あの頃は若かった(笑)
ま、私のことは良いとして、企業も政府も、残業時間を減らそうと、いろいろやっていますが、効果はなかなか出ていないのが現状ではないでしょうか?プレミアム・フライデーとか、どこ行っちゃったんでしょうね。ここはひとつ発想を変えて、いつもやっていることの中に自由時間を探す努力をしてみませんか?
え、業務時間中に仕事サボっちゃうの?
いえいえ、そうではありません。
「仕事」と一言で言っても、日々いろんな作業を複雑に行っているのではないでしょうか?例えば、営業の方なら、お客さんに会って、上司に報告書を書いて、経費処理をして、後輩の相談にのって、メールの返答をして、送別会の手配をして・・・。さらに家での仕事も加えてみると、帰宅したら夕飯のしたくをして、洗濯物をたたんで、子どもの宿題をみて。
この中で「楽しい」と思えることは一つもありませんか?
数学が得意で簿記の資格を持っていて、経費処理なら他の人の分もやってあげたい、とか。
雑学王でお客さんと話すのは、何時間でも苦にならない、とか。
洗濯物をたたむのはプロ級。いつも仕上がりにほれぼれしている、とか。
何かひとつかふたつ、自分の好きな作業、楽しい作業を見つけて、その部分だけは自分の時間♬と考えてみると普段の仕事が少し楽しくなるのではないかと思います。もっと進めて、その部分を増やすべく異動を申し出るとか、転職するとか。時間が無い、無い、と嘆くばかりでなく、ちょっとした行動を起こしてみるのも良いかもしれませんよ。どうですか?
今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。