リンガ・フランカとしての英語
はじめまして、Neo KidsのTomokoです。これから小さいお子さんに英語を始めようと思っている方に役に立つ情報をブログで紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。
最初の話題は、リンガフランカとしての英語について。
「リンガ・フランカ」という言葉は聞いたことがありますか?大辞泉から引用すると、
リンガ‐フランカ(lingua franca)
異なる言語を使う人達の間で意思伝達手段として使われる言語。また、商用で使われる国際共通語。
つまり国際的にコミュニケーションを取るための手段としての英語という意味です。
ご存知のとおり、英語はすでに共通語として全世界で使われています。今では英語を話す人のうち、8割がノンネイティブ。第二言語として英語を習得してコミュニケーションの手段として使っている人々です。
多国籍で働く現場の共通語として使われている英語ですが、打ち合わせの席でネイティブだけがその場の英語についていけない、ということは今では珍しくなくなっています。第二言語として英語を習得した者同士だと、多少間違った英語を話しても通じてしまうことが多いのですが、正しい英語にしか触れたことのないネイティブには、どんなに想像力を働かせても理解できないようなのです。そんなネイティブとノンネイティブの逆転現象が起こっています。
加えて複数の言語を学ぶことで脳の働きを良くするため、母語の言語運用能力を高めたり、計算が早くなったりといった効果があるという論文も発表されています。
こちらです↓
7 Surprising Benefits of Learning a New Language (Backed by Research)
POSTED ON OCTOBER 15, 2015 BY SEAN KIM
http://www.pickthebrain.com/blog/7-surprising-benefits-learning-new-language-backed-research/、
そんなことから、ネイティブとして育った人よりも、日本語を母語として獲得し、プラスもう1言語として、つまり第二言語として英語を習得する私たちの子どもたちは、アメリカ人の子どもたちよりもこれからは有利なんです。やったー。