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英語で暗算?!英語の数字を克服する3つの方法 その2

前回は、外国語で数字を使うことが難しい理由についてお話しました。今回は、それを克服するために、おうちでもできる方法をご紹介していきます。まずは、大人になってからできる克服法のご紹介です。

一番大事なのは、数字を頭の中でイメージできるようトレーニングすることでしょう。日本語で話している時にも数字が出てきたら、3桁の区切りを意識して頭の中に数字をイメージで描いてみます。どうしても日本人は、万や億を単位として考えてしまいがちですが、「2万円」と言っている時には頭の中で「20,000」または「20K(20千)」とイメージし、「2億円」の時には「200,000,000」または「200M(200百万)」とイメージする癖をつけましょう。

次に大切なのが、数字を正しく聞き取るリスニング力です。数字を聞き取り、計算をするトレーニングのCD書籍が出ていますので、ご自分の実力に応じたCD書籍でトレーニングを重ねると良いと思います。小学生レベルの初歩から始めたいという方におすすめなのは、『ロジックとリーディングに強くなる 英語で算数 (数のリスニング特訓CD付き) 』中村かず子著 と『英語3秒速答スーパートレーニング』晴山 陽一著 です。

CD書籍ではありませんが、もっとおすすめは、Khan Academyという教育サイトです。このサイトの算数や数学の箇所で学ぶことで、英語の数字のトレーニングができます。

そしてビジネスマンとしての常識ですが、準備と確認を怠らないこともとても重要です。相手が使っている単位について、数字の表記について、直近の換算レートについて、話を始める前に予め準備していれば落ち着いて話が進められます。また、うまく聞き取れなかった場合や自信がない場合には、相手に必ず確認をするようにします。これは英語を使っている最中に限ることではありませんが、外国語を使っている時には特に注意しなければと、肝に銘じましょう。

英語の数字に強くなる方法、①3桁区切りで数字をイメージする、②数字のリスニング力を鍛える、③準備と確認を怠らない、どれも当たり前といえば当たり前のことばかりで、がっかりされた方もいるかもしれません。でも日本ではこの3つが完璧にできている方はそれほど多くはありません。なぜそうなのかと言えば、大人になってから始めるために、とてもしんどくて難しくて慣れるのに時間がかかるのです。これを子どもの頃からできていたらどうでしょう。

子どもはごっこ遊びが大好きです。これはイメージを働かせて自分がそのものになりきる遊びです。

子どもはゲームが大好きです。初めてのゲームでもルールをいとも簡単に覚えてしまいます。

遊びのために必要なことは、子どもはすぐに覚えることができます。しかも楽しみながら。だから、早く始めて楽しく遊んでいるうちに「英語で数字」を克服させてしまいましょう。大人になってからの時間は、他のことのために有効に使えるように。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

『英語で算数』、『英語3秒速答スーパートレーニング』

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