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英語で暗算?!英語の数字を克服する3つの方法  その1

こんにちは。いよいよ梅雨に突入しましたね。じめじめ湿気が苦手という方も多いと思いますが、乾燥肌の私のお肌は、この季節とーってもいい感じ。だから嫌いではありません。  

さて、Neo Kidsでは、英語で算数ができるようになること、歴史上の人物や著書名などを英語で覚えること、を目標に含めています。それは、将来ビジネスで英語を使う際に、絶対に必要!なのに学校や他の英会話教室では絶対にやっていない盲点であるからです。

たとえば、英語で商談中、頭の中で原価を計算しなくてはならないのに、言葉の壁のために計算できないとか、接待の席で中国人の名前が出てきたけれど、英語名が分からないために話に入れないとか、そんなことは避けたいものです。日本人以外は習近平を「しゅうきんぺい」とは言わず「Xiu Jin Ping(シウチンピン)」と言っていますよ。

世の中には何ヵ国語も操るマルチリンガルという人々がいますよね。本当に羨ましい限りですが、彼らのmother tongueすなわち母語は何語なのかというと、無意識に暗算をする時の言語だといわれています。裏を返せば、母語以外の言語で計算をするのはそれだけ難しく、数字を扱うには注意が必要だということです。現に私もシンガポールで仕事をしていた頃、英語での商談中に数字の桁を間違えてしまったり、英文を翻訳する際に誤った数字を記入してしまったりといった、苦い経験がたくさんあります。

どうして英語で数字を扱うのはそんなに難しいのかというと、ひとつには、リスニングの問題。例えば日本人には、13(thirteen)と30(thirty)を聞き分けるのは難しく、数字を勘違いして捉えてしまうリスクがあります。もうひとつは、単位の違いの問題。欧米では一般的に小数点はピリオド( . )を使い、桁数の多い数字には3桁ずつコンマ( , )をふるので、コンマが一つならthousand、6桁でコンマが二つならmillion、12桁でコンマ三つはbillionと3桁ずつ考えていくと比較的簡単に把握できます。

例) 2,000⇒ two thousands ※2Kと表記する場合もある。

  2,000,000⇒ two millions

2,000,000,000⇒ two billions

しかし、英語でビジネスをする場合、相手がこの標準的な表記をしているとは限りません。たとえば、インドでは最初は3桁で区切りますが、その後は2桁毎に区切ります。これはmillionやbillionではなく、Lakh(ラック)やらCrore(クロー)という単位を使い、これに従って桁を区切っているからです。1Lakhは10万、1Croreは1千万です。

例) 2,000⇒ two thousands

  20,00,000⇒ twenty lakhs = two millions

200,00,00,000⇒ two arawbs* = two billions 

*arawbs(アラブ)は10億

また、小数点をコンマ( , )で、桁の区切りをピリオド( . )やアポストロフィー( ' )としている地域もあり、混乱しないように十分気を付けなければなりません。 

加えて、決算書や会計の数字で気を付けなければいけないのが、マイナスの数字の表記です。日本では数字の前にマイナスの記号( - )やデルタ( △ )を付けることが多いのですが、海外では数字を括弧で囲むのが一般的です。

例) 和文 -300 または △300 ⇒ 英文 (300)

では、どうしたら英語の数字に強くなれるのでしょう。一番手っ取り早いのは、小さい頃から英語で算数や数学を習うことですが、日本にいる限り、なかなか現実的ではありませんよね。

次回は、おうちでもできる英語の数字に強くなるための具体的な方法をご紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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