英語革命~4技能化の必然性
こんにちは。東京は梅雨が明けたかと思えば西日本では豪雨により甚大な被害がもたらされています。犠牲になられた方々のご冥福と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
さて、本日は2020年の大学受験改革についてのお話です。安河内先生の『全解説 英語革命』という書籍はご存知ですか?読まれた方も多いかと思いますが、2020年の大学改革について、とても分かりやすく説明されています。
その本の中で先生が言われていたのが、これからは
Fluency First, Accuracy Second
であるということ。
とにかく変化の速い世の中、いちいち英語を日本語に、日本語を英語にというクセがついていては、チャンスを逃してしまいます。英語を英語のまま理解し、とっさに反応できる英語の反射神経はぜひとも身につけたいものです。そのためにも従来の文法訳読型の学習から脱却し、英語4技能化を目指すのは必然と思われます。が、実際の受験対策は4技能化に対応できているのでしょうか。まだまだ重箱の隅をつつくような文法問題、私も受験の時に悩まされましたが、そんな問題のために今も受験生はずいぶん学習時間を費やしているのではないでしょうか。それって、実社会で役立ちますか?英語で正確に意図を伝えることは、もちろん重要なのですが、受験職人のように、特定の試験のための英語を学習するのは本末転倒です。どうせ学ぶなら、生涯役に立つ学びにしたいものですよね。
同書では、Passive語彙とActive語彙の話や、TLU(Target Language Use:対象言語領域)の話なども興味深く拝読しました。これからお子様の大学受験に向けて対策を練りたいと考えている方にも役立つ内容かと思いますので、機会があれば是非ご一読ください。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。