雨の日に読みたい英語絵本
今年の梅雨は本当に雨が多いですね。九州では大雨で被害にあわれた方も多く、心が痛みます。一日も早く、もとの生活に戻ることができますように。
雨が降ると気持ちが憂鬱になりがちですが、当社は、働くお母さまを応援するためのランドリーの運営も行っています。ランドリー経営者としては、雨の日は売り上げが増えるので、雨も悪くないな、なんて少し思えるようになった今日この頃です。
さて、雨の日はお子さんと一緒に家で過ごすことも多いかと思います。そんな時に読んで頂きたい英語の絵本を紹介いたします。
一つめは、『Mushroom in the Rain』
一匹のアリが雨宿りのために小さなキノコの下で逃げ込むと、他の動物たちも次々にやってきます。ウクライナ民話の『てぶくろ』の雨宿りバージョン。小さかったはずのキノコですが、蝶や小鳥、最後はウサギまで雨宿りすることができて、不思議だなぁ。どうしてこんなにみんなで雨宿りできたのかな。最後に秘密が明かされます。次から次へたくさん動物がやってくるところ、「What's coming next?」と考えさせながら読むといろんな動物の名前を引き出すことができます。子どもに参加させやすい良い絵本です。CD付きでの販売もありますので、CDと併用して何度も楽しみたいところ。キノコが雨でどんどん育つところでは比較級を学ぶことができますし、植物が育つという理科的要素も含んでいます。
二つめは、『The Rainy Day』
「雲って何からできているか知ってる?」という問いから始まり、雨が雲から落ちてくること、雨が降ると動物たちのこと、などが分かりやすい英語でお話してくれます。ワクワク感こそないけれど、正しい事実を静かに静かに素敵なイラストで展開します。雨があがって虹が出来てたら、みんなで色の英単語をおさらいできますね。そこからは急にすべてが活動的に。雨の恩恵、お天道様の恩恵を、さりげなく確認できる内容の絵本です。Neo Kidsのレッスンでは水の入ったトレイやウェットティッシュと乾いたティッシュを用意して、読みながら都度 Wet or Dry ? と確認しながらレッスンを進めています。おうちでも試してみたらいかがでしょう。少し大きめ5歳くらいからのお子様におすすです。
そして最後は、おなじみDr. Seussの『The Cat in the Hat』
私が最も尊敬する著者のひとりドクタースース。国内の書店でもドクタースースのコーナーがあるくらい、世界中で愛されている著者の作品。英語教育特にフォニックスの分野ではバイブルと言ってもよいくらい、計算しつくされた珠玉の言葉とストーリー。大人の発想では思いつかないナンセンスさが、子どもの心をがっちり掴みます。使われている英文は決して容易な文章ばかりではありませんが、ストーリーが面白すぎて、子どもは読むのをやめられなくなっていきます。韻を踏んだ文章は暗唱しやすく、この一冊だけでなく、セットでのご購入をおすすめします。何度も何度も暗唱するまで楽しめますので、決して高い買い物だとは思いませんよ。
ドクタースースの作品は、グリンチ(2018年)、ロラックスおじさんの秘密の種(2012年)、ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(2008年)、グリンチ(2000年)など、映画や長編アニメになっている作品も多く人気の高さがうかがえますね。こと、『The Cat in the Hat』に関していえば、You tubeのこの動画が私のお気に入りです。https://www.youtube.com/watch?v=rMTiYBD3uKQ
Neo Kidsでは、こちらのページでもカテゴリー別におすすめ絵本を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
また、他に取り上げて欲しい絵本や、読んでみた感想などございましたら、是非私の方までE-mailで教えてください。(E-mail: globaletta.jp(a)gmail.com ※(a)の部分をアットマークに変更してください)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。