That's not my job!
今年は、とても台風の多い年でしたね。10月にあのように大きな台風に見舞われるなんて、今まで経験したことがありません。全世界で気候変動が深刻化しているのを感じます。
気候変動については、ご存知の通り2015年にパリ協定が採択され、この問題は国連が定めた持続可能な開発目標SDGsという17の目標のうちの13としても、人々の関心を集めていますが、十分なスピードで対策がとられているかというと、とても疑問です。9月23日に行われた16歳の活動家グレタさんのスピーチによれば、地球が許容できる二酸化炭素の排出量は、あと8年半でリミットを超えてしまうとか。
実はNeo Kidsのレッスンでも、持続可能な開発目標(SDGs※)を取り上げ、小さなお子様でも理解できる範囲で、問題意識を醸成するお手伝いを心がけています。
まず、地球では大変なことが進行中であること。
それは、私たちや大好きな動物たちの生活に密接にかかわっていること。
このままの生活を続ければ、地球に住めなくなってしまうかもしれないこと。
地球に住むすべての人間が今すぐ責任感をもって行動をしなくてはいけないこと。
まずは、他人事ではなく、自分ゴトとして問題意識をもつ。
自分にできることは何かを考える。
そして、できることをする。すぐにする。
特にSDGsについてのワークショップなどで繰り返し伝えらるこの「4人の物語(作者不明)」は、英語の教材としても、利用価値の高い文章です。少し長いですが、そのままここに載せますね。
That's not my Job!
“This is a story about four people named: Everybody, Somebody, Anybody and Nobody.
There was an important job to be done and Everybody was sure that Somebody would do it.
Anybody could have done it, but Nobody did it.
Somebody got angry about that, because it was Everybody’s job.
Everybody thought Anybody could do it, but Nobody realized that Everybody wouldn’t do it.
It ended up that Everybody blamed Somebody when Nobody did what anybody could have done.”
誰でもできるのに、誰もしなくて、誰かが怒ってしまった。誰でもできることなのに。
これは、地球上の多くの問題を考える時すべてにあてはまる物語です。これまでの大人たちはみんなこれにあてはまるのではないでしょうか?それがために16歳のグレタさんが立ち上がり、あれほどの怒りを表明しているのでしょう。
私たちに何ができるか。できることを今日いますぐ行動に移したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※ https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31737/